栄助兵衛の四方山(よもやま)話

人生いろいろあって楽しい!

X(旧Twitter)絡みのエッチな出来事 - 成りすまし業者アカウント

僕は、X(旧Twitter)はアカウント登録はしていても、ほとんど見る事はなかったのだけれど、何がきっかけだったか忘れたが、ここ2週間ほどエッチな書き込みに興味を惹かれていろいろ覗いていたら、面白事が起こった。

こんな女の子たちは、ほんまに存在しているの?

女性アカウントでヤリモクというらしいのだが、エッチ目的で出会いを求めるような書き込みをしている女性がめちゃくちゃいてるのには、ビックリした。

ググッて調べてみたら、ほぼ100%の確率で業者の成りすましアカウントらしい。

聞いた事もないようなエッチが目的の出会い系サイトへのリンクがあって毎日のようにエッチな出会いを求めているような書き込みをしているアカウントは、まず出会えることのない業者アカウントと思って間違いなさそうなのだが、

でも、中には業者なのか本人なのかわからなくて「こんな可愛い子とエッチできたらいいな~」なんて思う僕好みの子が何人もいる。

「異次元の少子化対策」なら本質的な対策案を考えろ!-ある著名人のメルマガからの転記

本来のブログの趣旨からはかけ離れていますが、ほんまに今の日本の政治はやばいと感じる今日この頃ですので、単なる選挙対策の政策に踊らされないように、みなさんにも少子高齢化社会の本質的な問題とその対策について考えていただけたらと思い転記します。

***************************************************************************************

 優生思想は忌むべき思想です。

だから、これから述べることが「優生思想につながる」と指摘されるのは絶対的に拒否しますが、中途半端な説明をするとその種の指弾を受ける可能性がありますから、放送などでは言わないように心がけて来ました。

でもこのメルマガなら曲解する人はいないと信じて書きます。

 

 優生思想とは「優れた遺伝子」を選別して子孫に残す、裏を返すと、
「優れていない遺伝子」を持つものが子供を持つことを制限、あるいは禁止するという考え方で、歴史上ナチスドイツの政策が有名ですが、実は社会保障費の削減目的で、スウェーデンなどの北欧では第二次大戦後もかなり長い間この政策が徹底されていました。

 

日本でも30年くらい前に一度大問題になった事を数年前に毎日新聞が再び発掘して、障害者施設における不妊手術などが社会的にクローズアップされました。
この施策の誤りは当然として、今回のテーマは今国会で議論されている「異次元の少子化対策」についてです。

 

 まず、2009年に政権を取った民主党少子化対策は、「愚か者」と指弾されても仕方のない政策でした。
当時の民主党政権が掲げた、「子供一人につき、毎月、中学校卒業まで2万6千円配布する(政権奪取後は財源が無いとして半額に引き下げられて実施)」という施策を当時の野党自民党丸川珠代さんらが批判した言葉が「愚か者」でしたが、
自民党は今、少子化対策として所得制限なしの児童手当などを「異次元の少子化対策」として考えていて、民主党出身の立憲民主の長妻議員などから「民主党政権の施策を『愚か者』と呼んだ自民党が同じ施策をするなら当時の批判について謝罪しろ」という指摘を受け、岸田総理や丸川議員が反省の弁を述べる事態になっています。

 

 でもね、
問題の本質はかつての民主党の施策も、現在の自民党の施策も、共に「愚か者」だという事にあるのです。
だって、かつての民主党の施策が日本の少子化対策につながらなかったのは歴史が証明していますからね。
批判を恐れず汚い言葉を使うと、「貧乏人に金欲しさに子供を作らすような施策は社会のためにならない」ってことなんです。


民主党政権が誕生する前夜には、「子供1人に2万6千円くれるってことは、子供を10人作れば毎月26万円貰えるってことだ。
民主党政権を誕生させて、子供手当をもらって遊んで暮らそう。」なんてささやきが巷から聞こえてきました。

 

こんな事をしたら、教育環境に恵まれず、生きる力の弱い(この後者の一言を口にすると、『優生思想』って指弾されますので、放送では絶対に言いません。)家庭にばかり子供が生まれてしまいます。

 

一方、現在日本の社会保障費の大半を負担している中間以上所得層にしてみたら、配布される子供手当より、税金や社会保険負担の方がはるかに大きいですから、「子育ては自分の力でやるから、税金や社会保険負担を減らしてくれ。」と思います。
つまり、一律配布の子供手当や児童手当は、この「生きる力が強い(この表現も優生思想と批判される可能性がありますね。)」親のいる家庭にとっては、子供を作る動機にはならない訳です。

ここで書いた事は、子供手当や児童手当の充実が、日本の中間以上所得層にベビーブームをもたらさなかったことで証明済です。

 

 それではどんな少子化対策をすべきか?

 圧倒的に優れた施策が、例えば、フランスなどで導入済の「N分N乗方式」です。フランスではこの施策と同時に、子育てした個人やカップルの年金を増やしました。
「年金などの社会保障費を負担する人々を育てたのだから、育てた人の年金を増やすのは当然だ」という発想ですが、日本でこれをやったら、野党やマスコミに徹底的に「差別だ」と叩かれるでしょうね。

 

フランスの制度では、育てるのは実子である必要はありません。他人の子供でも、親の無い子供でも、とにかく子供を育てた人の将来の年金が増えるのです。
これって実に公平な施策だと思うのですが、日本では「差別」になってしまうのが不思議です。

 

 さて「N分N乗方式」です。

 例えば妻の年収が400万円、夫の年収が600万円で子供が3人いる家庭を考えましょう。
日本の現行制度では、子供3人が夫の扶養家族になって、夫の課税所得は500万円弱に減額されます。
しかし、妻は丸まる400万円に対しての税金と社会保障負担が発生し、夫も500万円に対して同様に多額の天引きを受けます。
この世帯にとって、子供3人分の児童手当なんて微々たるもんです。

夫婦合わせて1000万円の所得のある「ミドルクラス」でも子供の教育費などを考えると、とても東京23区内にマンションを買うなんて無理です。だって、今東京の中央区など都心6区のマンション価格は、中古の70平米で9800万円が平均価格ですからね。もう無茶苦茶です。

 

 これがフランス等で導入されている「N分N乗方式」ならどうなるか?
さっきのモデル家庭の場合、世帯年収は1000万円ですから、この額を、子供を含む世帯人員の5で割ります(フランスでは第一子、第二子の場合0.5、つまり二人で一人と数えます。
このあたりの制度設計には様々な工夫の余地があります。さらに税金だけにこの制度を導入するか、それとも社会保険にも適用するかなどの細かい制度設計こそが政治的課題です。)。

 

 こうして得られた数がN(=5)です。Nは世帯の人数を表します。
このN=5で世帯年収の1000万円を割ると一人当たりの収入は200万円です。課税の基準をこの200万円をベースに考えます。
年収500万円なら、住民税、所得税社会保険負担などでかなり天引きされますが、年収200万円なら、多くの公的負担は劇的に軽減されます。

 

で、世帯の納付額は、200万円の収入に課される額に世帯人数の5をかけて決めます。これがN乗です。
この方式ですと、子育てしたり、無収入の親の面倒を見ていたりすると世帯が納める公的負担が減る一方、世帯人数が少ない家庭では、通常の公的負担になるわけです。

 

 例えば世帯年収5000万円等の富裕層の場合、普通に税金や社会保険料を払うと、年収の半分くらいを徴収されますが、この世帯が親に恵まれない子供や実子等6人の子育てをしていて、同時に無収入の高齢の親2人を面倒見ていて世帯人員が10人だとすると、5000万円の年収を10で割って、一人当たりの所得額は500万円になります。これが課税ベースです。

 

N分N乗方式なら、500万円にかかる税金や社会保険料を計算して、これを10倍すると、それが世帯の公的負担額になります。
この方式ですと、「所得が多い」、つまり「教育環境が整い」「生きる力の強い」親のいる家庭でたくさん子供を作る動機が生まれます。
また、積極的に、高齢の親や、恵まれない子供を扶養しようとする富裕層が劇的に増えるでしょう。だってこの方式なら、子供や老親を扶養することが圧倒的な節税効果を生みますからね。

 

一方所得の低い層では、元々世帯の公的負担額が少ないですから、この所得をいくつに割ってもさらなる公的負担減は望めず、この方式では子供をたくさん持つ動機にはなりません。

この方式では、世帯所得が多ければ多いほど、子供をたくさん持つモチベーションになるわけです。
ただ、所得の低い層にメリットが無いわけではありません。この制度で生まれる沢山の「財源の担い手」が、将来、多くの人々の生活を支える社会基盤になるからです。

 

 実際にフランスで劇的な効果を発揮したこの方式を日本に導入すれば、日本の少子化や、場合によったら高齢化問題の一部も一気に解消するでしょう。確かに日本でこの制度を導入するにはいくつか問題があります。

 

それは現在の日本では、低所得層の税金や社会保障費の大半が免除されている上に、勤労者世帯の6割がそもそも最低課税水準ですから、この層には制度導入の目先のメリットが無いのです。


でもねえ、そもそも、選挙で勝つために日本国民の「多数派」の社会保障負担を軽減、免除する一方で、中間所得以上の「少数派」に加重な負担を押し付ける現在の日本の構造そのものが問題だと気付くべきだと思うんですよね。
そのせいで少子化が進み、国力衰退が止まらなくなっている訳ですからね。

 

 つまりN分N乗方式なら、単に子供の「数」が増えるだけじゃなく、教育環境の整った家庭に、生きる力の強い子供たちがたくさん生まれる可能性が生じるのです。これを子供の「質」と表現すると、日本では完全に差別者扱いされます。
「差別だ」という批判を恐れてか、マスコミは絶対にこの制度の本当の意味を口にしません。

 

 とにかく、かつての民主党政権の施策同様、今の岸田政権の施策の延長線上に国力の向上した豊かな日本は見えません。
こんなことをしてると日本は滅んでしまいます。

 こうした正しい解決方法が社会的に排除される背景には、例えば日本の税金と社会保障費徴収制度に関して、少数者に負担を押し付ける制度が確立していることがあります。
民主主義社会では、政治家は多数派の意見に配慮しない訳に行きません。
つまり多数決で物事を決めると、少数者に大きなメリットが生まれる「N分N乗方式」は排除される運命にあるわけです。

 

 正しい施策に必要なのは、多数派を敵に回しても問題解決を図る政治家の「信念」と「覚悟」ですが、ポピュリスト政権にそれを期待できません。悲しいですね。

「ZOOM集客の学校」って、どんな学校?-その1

giriyan.hatenablog.com

実は私、上の記事に書いている通り本業のネットショップの売上げがどんどん下降して、いよいよ生活費も赤字になり始めた2018年頃から、何とか売上げを回復させたいと思い、カルチャースクールに健康関連の講座を開く申請をしたり、レンタル会議室にお客様を集めて「健康管理セミナー」を開催したりしていました。

 

ところが、2020年年初からコロナ自粛で多人数で集まることが制限されてしまい、「コリャ、ダメだ!」と暫くしたら何とかなるやろと半ば諦め気分で何もせずにいたんです。

しかし、丸2年経った2022年になってもコロナ自粛は続き、「このままでは復活でけへん、何とかせなあかん!」とあせり始め、世の中コロナ自粛でオンライン在宅勤務なんてことが流行り始めていましたので、ZOOMを使ったオンラインセミナーをやるか、セミナー内容を収録したビデオ販売をやるか、色々調査しながら思案していたところ、

ストアカ正式名称「ストリートアカデミー」というサイトを見つけ、ここに自分のZOOMセミナーの講座を設けてみようかなと考え、先生登録までしていました。

www.street-academy.com

そして、2022年7月のとある日、あるYouTube動画を見ようとした時に、

最初の5秒の広告動画で、「紹介サイト集客xZOOMセミナー満席法」という広告ビデオが流れ始め、普段なら5秒待ってスキップするところなんですが、この「紹介サイト集客」というタイトルが気になって、「自分がやろうとしてたことに役立つんじゃないだろうか」とこの最初5秒のYouTube広告動画を最後まで見たんです。(実際のTouTube広告動画の冒頭は久家さんのおしゃべりではなくて、もっと引き込まれるPR動画の後に下の動画の45秒あたりからのインタビューが流れてたと記憶しています)

 

www.youtube.com

 

この広告動画の中では「紹介サイト」が何なのかの説明はなかったのですが、この紹介サイトに登録した人はみなさん集客が上手く出来て、売上げが上がったといったお話だったもので、そのYouTube広告動画の説明欄に書かれてあった「1day体験セミナー」なるものに「この紹介サイトってどんなものか確かめよう」と思い「今なら無料」の言葉に誘われて参加申込をしてしまいました。

 

で、2022年7月末にZOOMオンラインで実際に聞いた「1day体験セミナー」の内容ですが、

8人ほどの参加者がいて、紹介サイト集客についての説明ではなくて「ZOOMを使ったオンラインセミナーを商品パッケージ化して販売する」というコーチングとか、カウンセリングとか、コンサルティングなど、所謂先生業的なものをオンラインで継続的に実施するパッケージ商品として作り込み、ある程度高額な価格で少人数に販売し、個人事業者が安定収入を得るビジネスモデルを、2時間ほどにわたって説明するものでした。

で、その「1day体験セミナー」を聞いた私は、その時の講師をされていたT.Aさんのお話にすっかりのめり込んでしまい、その体験セミナーの直後にウン十万円のマスター養成講座を、貯金は全く無かったのですが、何かすぐに上手く出来て元が取れそうに思い込んでしまい、クレジットカードのリボ払いで契約してしまったのです。

さて、ウン十万円の借金をしてまで入った「ZOOM集客の学校」とは、どんな学校だったのか? 続きは、後日に。

ある集客セミナーの1日目の課題提出

久々の7チャレ参加です。​
1)どんなお仕事やビジネスをしてますか?
健康管理アドバイザーです。
2)Zoomを使ったセミナーや勉強会を開催していますか?
3回ほど開催しました。
3)『Zoom集客をマスターして』『Zoomセミナー』が
できるようになることで、どんなことがしたいですか?
お客様を健康長寿に導きたい。
また、毎月の売上目標(ゴール)の金額はいくらですか?
今は、30万円/月が目標です。
4)売上目標(ゴール)を実現する課題は何ですか?
見込み客を集めるための勉強会だのお茶会などフロントセミナーを企画しても、既にSNS上には様々な集客セミナーの広告が溢れ、Facebookのデカモジ投稿は同じような投稿が多くて反応がなく、ストアカセミナーも申込がないので、本業(パッケージ商品を作り上げる)そっちのけでフロントセミナーへの見込み客集客のための作業に時間と脳力を割かなければならない。というのが今の課題で、これでいいのかと自問自答する今日この頃です。

売れる仕組みに不可欠なものとは何か?-その3:ネットで商売するならホームページは絶対不可欠!

ネットで商売するならホームページは絶対不可欠! からの続きです。

さて、売れる仕組みに不可欠なものとは何か?-その2では、ホームページを作成してそれが検索サイトでいくら上位表示できたとしても、それが売上げにつながる保証はどこにもない。とすると、個人で企業する際に、必ずしも検索上位表示される保証もなく、仮に上位表示されたとしても売上げにあまり貢献しないのなら、自分が管理運営するWebサイト、ホームページを作る必要はないのかもしれない。というお話をしましたが、

なのです。

 

下のGoogleSearch Consoleのアクセス数の推移グラフを見て下さい。

「【ゴルフ】理想的なボディーターンスイングのアクセス数の推移グラフ」

「【ゴルフ】理想的なボディーターンスイングのアクセス数の推移グラフ」

このアクセス数の推移は、私が2013年頃から仕事そっちのけで狂っていたゴルフスイングについて作ったWebサイト

golf.giriyan.info

の2022年11月から直近3ヶ月のアクセス数の推移なんです。

3ヶ月で表示回数が9万回以上、クリック数が7000回弱、平均掲載順位16.5と「我ながら大したもんだ!」と自画自賛したくなるWebサイトなんです。

では、どんなクエリ(キーワード)で検索され、掲載順位はどうかというと、トップ10のクエリは

と、いずれのクエリでも一桁台の掲載順位になっています。

このサイトは、趣味が高じて作ったお遊びサイトなので、書き込んでいる中身、コンテンツ(内容)を新たな気づきがある度に、こまめに修正してはいましたが、
Amazonアソシエイトで書籍紹介している以外は、何かを販売している訳でもないので、特にお金をかけてSEOをどこかに依頼した訳でもなければ、クリック課金型の広告を出したり、積極的に案内メールを出したり、Facebookで紹介したりした訳でもありません。

むしろ、ど素人の私がこんな知ったかぶりをしていることを知人らに知られるのが怖くて誰にも教えず、今尚このWebサイトを作っていることをひた隠しにしています。

また、このサイトは、どのくらいのページ数かというと、元々は上位のたった6ページだけだったのですが、最近サーバー変更したのを機に、最初のページを2つに分割したので現在は7ページになってます。

何が言いたいかと言うと、Webサイト、ホームページというのは、「情報を必要とする人に、的確な情報を提供する」というのが最大の役割な訳です。

で、その提供する情報(内容)が、それを見た人にとって有意義なものであるなら、そのサイトの価値は高まって、検索サイトの順位も自然と上がっていくはずであり、

もし、そうでなければ、検索サイトとしての価値が失われてしまいます。

ほんのひと昔前、SEOが大流行だった頃、SEO専門業者は何に注力していたかというと、Googleの検索アルゴリズムに見合ったWebサイトを構築することがSEOの目的だった訳です。

その頃は、この検索アルゴリズムも単純で、Webサイトに記載されている内容そのものよりも、ページ内の検索キーワードの数だとか、被リンク数の多さ、Webサイト作成上のHTMLの文法的な決まり事とかWebサイト作成上の構造的なものなどを満たしているかが、掲載順位を決める要因だったようで、SEO専門業者は、Googleの検索アルゴリズムに見合った技術的、機械的な作り込みをすれば、ある程度検索順位を上げることが出来たようなのです。

つまり、Googleの検索アルゴリズムに見合ったサイトを作ることが、Webサイト、ホームページへの訪問者に気に入られることよりも優先されていたのです。

 

ところが最近、Googleは検索サイトのユーザーにとって、検索結果の上位表示されたWebサイトが提供する情報の信頼性とか、ユーザーの満足度、視認性、アクセシビリティーなど、「カスタマーエクスペリエンス」と言われる検索サイトユーザーの経験値みたいなものを重要視する検索アルゴリズムに変えてきています。

 

それ故、お金を払ってSEOをしたところで、提供している情報(内容)に専門性・独自性がない、情報量が乏しい、情報内容が的確でない、読みづらい、見にくいなど、サイトへの訪問者の滞在時間が短く、すぐに別サイトに移ってしまうようなホームページは、どうも検索サイトの上位には来ないんじゃないかと思われる次第です。

 

実際、こちらのサイト

seolaboratory.jp

には、グーグルの考え方として、

①ユーザーに役立つコンテンツにする、

②コンテンツの品質を高める、

③目的のコンテンツに早く辿り着けるようにする、

④リンクが集まりやすいコンテンツにする

といったことが重要視され、コンテンツ作成者やWebサイト(Webページ)が持つ経験や専門性や権威性、信頼性が評価を左右するみたいなことが書かれています。

最近では、アフェリエイト販売目的のブログなどは、Google検索での掲載順位が大きく低下しています。

 

とすると、個人起業家にとってWebサイト、ホームページに、自分自身が何の専門家で何を提供できるのかを明確に分りやすく、読みやすく作り上げれば、検索サイトでの上位表示も難しくはなくなり、あなたを必要とする人に近づきやすくなるのです。

個人でネット起業するためには、自分の事業プラットホームとなるホームページを自ら作成する知識と能力が不可欠なのです。

なぜなら、ネットで起業するという事は、HTML(インターネット上で情報をやり取りするための言語)の世界に飛び込むということで、移り変わりの激しいネットの世界では、その時々に合わせてホームページの内容を書き換えることが必要になるからです。

 

この作業ができないからと業者に任せていたのでは、自分が伝えたいことをWebサイト上に反映することが難しくなるばかりでなく、修正したいことがあると、その度に費用が発生したり、月々のメンテナンス費用が発生したり、その費用がなければ結局ほったらかしになって記載内容(コンテンツ)が陳腐化してしまい、誰にも見られない幽霊サイトになってしまうのです。

常日頃から自分を必要としてくれるお客様のことを考えながらコンテンツを見直し、自ら加筆修正していった方が、見込みのあるお客様に辿り着きやすくなり、SEOの観点からも好結果が出ると考えられるのです。

 

つまり、個人が起業する上では、SEOを他人任せにするのではなく、自分自身でWebサイト、ホームページを作成し、自分を必要とするお客様を想像しながらコンテンツを充実させていくことが、これからのSEOになるのです。

なぜなら、Webサイト(ホームページ)が提供する情報やコンテンツの専門家は、あなた自身であり、その中身であるコンテンツそのものは、生ものであって常に更新されなければならず、そのためには、自分自身でホームページの中身を改修できる能力を身につけておいた方が、はるかに効率的なのです。

 

その能力なしに、個人でネット起業するというのは、車に例えるなら、運転免許も取得せずに公道を走るようなものです。なにもレースに参加するためのA級ライセンスみたいに高度なテクニックや知識が必要な訳ではありません。

HTMLの基本的なことさえ修得すれば、私が作ったゴルフのサイトみたいなものは、「ホームページ・ビルダー」というソフトでワードと同じように文章を打ち込んだり、写真を貼り付けたり、Youtube動画を埋め込んだりするだけで簡単に作れるのです。

 

今話題だからと、いきなり流行りのSNS集客とか、ZOOMセミナーなどから始めると、短期的には、ビギナーズラックで結果が出るかもしれませんが、すぐに競合とか同じような手法の他業種がわんさか現われて、ユーザーからは敬遠されるようになり、近い将来いくらやってもいい結果は出なくなります。

そうなると、大半の時間を見込み客を集めるためのフロントセミナーに集客するためのSNS投稿と、見込み客の購買心理を高めるためのフロントセミナーの開催に時間と脳力を費やさなければならなくなり、昔のメルマガだの、ブログだのと同じ運命を辿ることになるのです。すでに、FacebookInstagram、LINE広告などにはその兆候が出てきています。

 

そして、気がつくと毎日同じ事の繰り返しに疲れ果ててしまい、結果的に本業が疎かになって、「いったい何のために起業したのか?」と自分に問いかけなければならなくなります。そして、結局一時的な流行りに翻弄されるだけで長続きしないのです。

 

大切なことは、お客様が何らかの情報を必要としてネットにアクセスする際に、最初にアクセスするのは「検索サイト」であり、FacebookTwitterなどのSNS、ブログ、ホームページ、ZOOMセミナー、YouTube動画など、それぞれの位置づけと役割を明確にして、各セールスステージごとにどのツールを使ってどうアプローチするかの全体像を描いて、集客から商品説明、受注、アフターサポート、ユーザーケアを半自動化できる仕組みを構築して、出来る限り自分の時間と脳力を商品開発とそのブラッシュアップに使うことが必要なのです。

「○○集客法」「○○集客講座」「集客の学校」などのZOOMセミナー(ウェビナー)を使った集客ビジネスがネット上では大流行ですが、これらの専門家は「集客する方法そのもの」が商品なので、その集客法を真似すれば自分の商品も売れるような錯覚をしてしまうのですが、

彼らは集客のプロで「多くの人が集まる集客法」そのものを自分の商品として販売している訳ですから、その販売している集客法と同じ方法で集客してその集客法のセミナーが売れればビジネスとしては大成功な訳です。

つまり、「集客できる」ということと「商品が売れる」ということは本来別物なのですが、「集客法を売るビジネス」においては、商品を販売するために「集客する」ことと集客したお客様に「商品(集客法)を売る」ことが同じ事なので相乗効果によって好循環が生まれ成功する訳です。

ところが、必ずしもその集客法が、集客法ではない他の商品の販売にも適用できるかというと必ずしもそうとは限らないのです。

 

 

売れる仕組みに不可欠なものとは何か?-その2:ホームページは必要ないのか?

私は、「売れる仕組みに不可欠なものとは何か?-その1:メルマガは結構大変!」に書いている通り、2007年に起業しておよそ15年になるのですが、ここ10年間は売上げがどんどん落ち込み、新型コロナの影響もあり「時既に遅し!」というくらい大変な状況になってました。

下のグラフは、本業のサイト、つまり私が管理しているあるホームページのGoogleSearch Consoleによるアクセス状況のグラフなのですが、3ヶ月で表示回数は1万以下クリック数も200以下と今では開店休業状態なのです。

本業サイトのアクセス3ヶ月推移グラフ

本業サイトのアクセス3ヶ月推移グラフ

さらに先月は、経費見直しも兼ねて心機一転webサーバーを切り換えることにし、起業時にはまあまあ割安だと思って使い続けてきた「AbleNet」から「スターサーバー」

www.star.ne.jp

に切り換えたのです。

そのために、DNSサーバーの変更作業が生じたり、今年の年初からは全く機能していなかったGoogle広告を一旦「一時停止」にしたのも影響したのか、昨日時点で「表示回数」「アクセス数」ともにほぼゼロ近くまで落ち込んでしまいました。

 

「なんや、アクセス数が落ち込んでネット起業を失敗したおっちゃんのぼやき話なんか読んでもしゃ~ない。」と思った貴方!

ちょっと待った~!

 

さあここから、どうやって立て直すか? それが問題なのです。失敗から学ぶのです。

まず、記事のタイトルに、なぜ、ホームページを話題にしたのかお話します。

ひと昔前、私が起業した頃は、Facebookはまだ日本では広まっておらず、InstagramTwitter、LINE、TickTokなど今日SNSと言われるツールも出始めたばかりで、知らない人がほとんどでした。

 

で、インターネットが広まり始めた頃のネットビジネスの王道は「ホームページ(ショッピングサイト)をつくりそこに集客する、アクセスを増やす」でした。

集客ツールとか情報発信ツールとしては、メルマガやブログが全盛期で、とにかく何かを書いてメールで送るかブログに残すというのが流行りで、「売上げが伸びるメルマガの書き方」だの「ブログを使ってアフェリエイトで月100万円」といった宣伝文句が溢れていたのです。

で、そう言ったPush型の方法とは別に、Pull型の方法として、自分のサイト、即ちホームページをGoogleYAHOO!、MSNなどの検索サイトで上位表示させて露出度を高めアクセス数を増やす。ということが一般的でした。

ただ、ホームページをつくる上では、検索サイトが上位表示してくれるようにホームページをつくり込むことが不可欠だったので、数多くのSEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)専門業者さんなんかも出現して自分の会社にホームページの作成とか、SEOを任せてくれるように売り込み合戦してたんですね。

それ以外にも現在の「Google広告」のようなクリック課金型の広告もありましたが、人気のキーワードになると結構な入札価格だったので、個人企業家にはちょっと手が出ませんでした。

 

上のアクセス数グラフの対象となっているホームページは、わたしが起業したときから自分で作成して公開しているもので、私のところにも、仕事の依頼を促すようにいろんなSEO業者から直接電話がかかってきたり、メールが届いたりしました。

起業したての頃には、SEO専門会社の若い女の子からの電話を受けて、その会社が当時ネット業界では伸び盛りということで認知され始めていた「GMO」系列だったことから、ついついその女の子がいうことを鵜呑みにして信じ込んでしまい、一本の電話だけで契約してしまって一括80万円を振り込んだりもしましたが、いつまで経っても結果は全く出ず「結果を早く出せ!出せないのなら金返せ!」と怒りの電話を何度しても、当然相手にしてもらえなかったこともありました。

他のSEO業者さんからは、「GMOさんにSEOの依頼されてますよね。あそこのやり方は古くて、どんなに待ってもいい結果は出ませんよ。こちらに切り換えませんか?」という電話が何本もありました。

「どうして、私がGMOに依頼しているのが分かったのか?」そのカラクリも教えてくれました。そして結局最後は、成果報酬型のSEO会社ジオコード

www.geo-code.co.jp

に依頼して、対応も仕事内容もとても良くて、検索表示もいい結果が出ていたのですが、アクセス数が増えても売上げはあまり伸びず、「何のためのSEOなのか?なんのために上位表示する必要があるのか?」自問自答の末、2年ほどで解約したのです。

 

ネット事業をする上で最も注意しなければならないのは全国に販路を広げられるということは、お客様も全国から購入出来るということで、同一商品の販売においては、価格以外で他店との差別化をいかにするかを考えた時、それはとても難しいということなのです。

ですから、分かりきったことなのですが、、、いくらお金をかけて検索サイトで上位表示できたとしても、同一商品をより安価に購入できる競合店が現われると、お客様はたちまちそちらに流れてしまうのです。

お客様の信頼を得ようといくら丁寧な商品説明をして、それを上位表示させたとしても、お客様は情報だけをそこから読み取り、より安価な販売店から購入されるのです。

つまり、検索サイトでいくら上位表示できたとしてもそれが売上げにつながる保証はどこにもない。これがホームページのSEO対策をすることはもう古いと言われる一因なのかもしれません。

 

とすると、検索されることもなく売上げにも貢献しないのなら、個人事業者が自分が運営するサイト、ホームページは作る必要はもうないのでしょうか?

昨今は、YouTube広告、LINE広告とかインスタグラム集客、Facebook集客、ZOOMセミナー集客と、各種SNSなどの新たなツールを使った集客ビジネスが大流行のようですが、ホームページも作らずにこれらのツールさえ使いこなせば、はたして、それだけでネット起業はやっていけるのか?

この続きは、

giriyan.hatenablog.com

 

売れ続ける仕組みに不可欠なものとは何か?-メルマガは結構大変!

年間売上高

ある商品の販売を目的に個人事業者として起業して以来、これまでの年間の売上げ集計は、まあこんな感じで、2007年7月に起業した後、1年ほどはほとんど注文はなかったのですが、2008年に数十万円だった売上げが、2009年に500万円以上になった途端、その後3年間は3000万円以上と、起業3年目にしてびっくりするくらい売れました。

ある雑誌記事がきっかけで注文が殺到し、1日に100件以上の発送を一人でこなしたこともありました。

この時、販売していた商品は海外からの輸入商品で、他からはほとんど購入できない、ある意味オンリーワンな輸入商品でした。

それ故利幅も大きくでき、ホームページが勝手に営業をして注文をとってくれて、私は一人で商品を発送していれば、それでお金がチャリンチャリンの左団扇状態で、毎週末はゴルフを楽しむことができたのです。

 

ところが、雑誌記事になったりしてその商品知名度が国内で上がったことで、楽天市場に出店していた海外事業所を持つ輸入品販売店が、2013年からわたしと同じ商品を格安販売し始めたのです。この影響は売上げにもろに響きました。

しかし、売上げが激減したにも関わらずまだ生活にゆとりのあった私は、「まだ、大丈夫」と高をくくって、本業の方は放ったらかしのままで強いて何もせず、当時私がのめり込んでいたゴルフについてのこんなWebサイトを作りながら、ゴルフのことばかり考えていたのです。(ただし、当時は別の女子プロを参考にしてました)

golf.giriyan.info

 

ところで、個人がネット起業する上で「楽天市場」は、メリットがあるのでしょうか?

今でこそ、日本ではAmazon、Yahooショッピングと並んで、3大ネットショッピングモールと言われますが、この当時は既存の小規模小売店(個人商店)が、簡単にネットショップを開設でき、お手軽簡単にネット通販をはじめて全国に販路を拡大できるという使い勝手の良さが受けてどんどん出店数が増え、テレビにも取り上げられたりして、その知名度がどんどん上がっていました。

つまり、既存の実店舗が、ネットショップを作って販路拡大するのには、もってこいだったのです。

ただ、出店するには、非常に大きなリスクがありました。当時は確か出店申込時の初期費用が数万円と月々の出店料が3万円ほど、それと月々の売上高に応じて数%のシステム利用料負担みたいな費用が発生したと記憶しています。

つまり、売上げゼロでも毎月最低3万円は支払わなければならないということで、出店すれば売れるという保証はどこにもなく、年間利用料5,500円で使える「まめまめねっと+」を使って、年間3000万円以上の売上げがあった私は、楽天市場への出店は阿呆らしくて出店は見合わせていました。

出店説明会に行ったこともあったのですが、「ただ、出店するだけでは売上げは上がりません。売上げを上げて成功しておられるお店は、こまめにメールを送られています」という説明があり、

「なんや結局、メルマガ書かなあかんのかえ~」と、とても印象に残っています。

ネットショップの9割以上が採算が取れていないらしく、楽天市場に出店したら売れるという訳でもないのです。

 

私は個人起業する前の3年間、友人と会社を設立してネットショップを運営した経験があったのですが、このネットショップの運営時にさんざんメルマガを書いて送った経験がありました。その当時は、ステップメールもSNSもなく、メルマガとブログが流行り始めた時期でした。

メルマガをはじめた2000年代初期の頃は、メルマガ自体がまだ珍しく、お客様からの反応があったりして前向きに取り組めていたのですが、回数を重ねるにつれだんだんと反応が悪くなり、全く効果が感じられなくなってくるとともに、メルマガにするネタが尽きてきたのです。

こうなってくると、メルマガを書くこと自体苦痛でしかなくなり、仕事が楽しくなくなり、それはお客様への対応にも出てしまうという悪循環になりました。

資料請求なり初回注文なり、初回コンタクト後のお客様にメールを送って信頼を得ることは効果的なのですが、すべてのお客様一律に同一内容のメルマガを、継続的に定期的に送って、売上げを伸ばそうとすることは結構大変で、結局効果の薄い無駄な努力になるんじゃないかというのが最初の教訓だったのです。

 

昨今では、売り込み目的のメルマガとか迷惑メールが氾濫しているためか、お客様もメールへの関心度が低く、毎回余程価値ある内容でない限り、ゴミ箱か読まないフォルダーに自動選別されるか、配信解除されるのがオチなんじゃないかと思います。

それでも、もしメルマガを送るとするなら、お客様ごとにその送信回数に応じて内容を変えられるステップメールにして、伝える内容を充分吟味して、簡潔に要点をまとめ、タイトルを魅力的なものにして、そのメールタイトルを見て概要を読んだお客様が「詳しく知りたい!」と思うようなものにする必要があるのです。そして、詳細を記載したWebページへのリンクを張っておくのが得策でしょう。

ただ単にメールにべた書きして送るのではなく、詳細をWebページにして項目ごとにまとめておくことは、後々何度でも有効利用できるようになるので、メールで送りっぱなしにするよりも、WebページにしてまとめてからメールでURLをお知らせすることが大切です。

それを読んだお客様が「読んで良かった。為になった。」と思うような価値を毎回提供することが大切なのです。量よりも質が大事です。

ただ惰性で決まり事のように自己満足的なメールを送り続けるのは止めておきましょう。送ればいいというものでもなく逆効果になることもあり、一度でもお客様が「読んでもしゃーない」と感じられたなら、次からはメールが開かれることは難しくなります。そうなると、どんないいいことを書いていても、読まれなければただの迷惑メールです。

私自身、ほとんどのメルマガはいつか読もうと思いつつ、未読のフォルダーに選別したままで時は過ぎていますが、みなさんはどうですか?

 

近頃、メルマガでは読まれないからとLINE登録を要求してくるところも多くなっていますが、結局、配信媒体が変わっただけで、内容的に一緒だと読まれないことに何ら変わりはないんじゃないでしょうか。

LINEに変えたぐらいで、売上げがいきなり伸びるんだったらいいのですが、過去の経験からそう甘くはないと感じています。